西町文楽 三番叟
平成16年5月2日 逢妻町ミヤマ精工前にてAM:10時 「三番叟」
西町公民館前にて PM5時から 「三番叟」と「からくり」を上演します。
山車の上層部で「からくり」下の引出しを出して文楽「三番叟」を上演します。
今年も逢妻町で上演し大成功でした。
寿式三番叟の練習風景
知立からくり保存会は1998年4月東欧のポーランドで開催された国際人形劇フェスティバルに
参加。上演する持ち時間が1時間あるという。からくりの上演時間は解説など入れても30分だ。
そこで急遽、祭蔵で永く眠っていた文楽人形のカシラを出し三番叟を上演することになった。
’97年の8月末のことである。
カシラはあるが手もない、足もない、衣装もない、又、人形を持ったこともない、踊りも知らない。
ないないずくしであった。
手はそこらの角木を削り色を塗り、足は足に見えるように布で作り、中にもみがら。
着物は有志のご婦人に作ってもらい。肩衣は、からくり保存会の顧問の方にと、練習できる形
にはなった。さて次は踊り。
大阪文楽劇場のビデオを見たり、踊りの動きを分解した図を作ってなんとか出来るようになった。
知立には山車文楽が古くからあり、その方たちが我々の三番叟を見て点数をつけるとしたら、0点
という人もいるが、私は当事者皆さんの努力、協力の結果を考えれば少なくとも30点はつけたい。
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